ラモ肉屋

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シャニマスソロ楽曲、個人的お気に入りの紹介

はじめに

どうも皆さんこんにちは。アイドルマスターシャイニーカラーズ、遊んでいらっしゃるでしょうか。そして、ソロ楽曲が収録された『THE IDOLM@STER SHINY COLORS COLORFUL FE@THERS』のシリーズはもうお聴きになられたでしょうか。私も毎日リピートが止まりません。

今日はタイトルの通り、シャニマスのソロ楽曲についてちょっとした感想も交えつつ、個人的にビビビッときた楽曲をいくつかピックアップして紹介しようと思います。いははや本当に素晴らしい曲が多くて衝撃を受けたので、このような記事を書こうと思った次第でございます。

あ、一応前回の記事でも少し自己紹介したのですが、私はシャニマス楽曲に触れるのはこのソロ曲たちが初めてです。ユニット曲や全体曲はゲームで流れるときにちょろっと聞いているくらいです。あとコミュも見てないものが多数あったりします。WING編は全員分見てますがファン感やGRAD編は見ていないものもチラホラ…。そんな人間が書いている物だということをご了承ください。ごめんなさい!!!

 

 

全体的な感想

まずソロ曲全体に言える話からしていいですか。もしかしたらアイドルマスターというコンテンツにおいてずっと言われていることかもしれませんが、私はシャニマスのソロ楽曲は「アイドルとして向こうの世界のファンに向けて歌っている曲」と「そのアイドル自身のパーソナリティにフォーカスを当てた曲」の2つに大きく分けられるなと思いました。後者はキャラソンとも言えるかもしれないですね。

 これが本当に私にとっては衝撃的でした。アイドルを表現するのに2パターンの楽曲のスタイルがあって、しかもどっちも正しいんだと思わせてくれるのが素晴らしい。

キャラソン型の曲もゲーム内での印象的なセリフを安直に歌詞に組みこむことなどに頼らず、丁寧にアイドルたちのパーソナリティを表現してくれているので全く不自然さがない。見方を変えればファン向けの曲と解釈することもできます。

もちろんファン向けっぽい曲でもアイドルたちのパーソナリティを無視した曲にはなっていない訳です。ちゃんとそれぞれのアイドルが歌って一番輝くものになっているんですよね。

こういった塩梅みたいなものがすご~~~~~~~くよくできているなと。唸りました。シャニマス楽曲…、すごいぞ…!

 

さて、それでは本題のお気に入り曲紹介といきましょうか。発売順&トラック番号順に紹介していこうと思います。GO!!!

 

THE IDOLM@STER SHINY COLORS COLORFUL FE@THERS -Stella-』より

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『星を目指して』芹沢あさひ(CV.田中有紀)

いいよね~、これ。弾むようなリズムが聴いていて気持ちいい。この曲でころころと踊っているあさひが目に浮かぶようです。

歌詞についていえば、まさに芹沢あさひを表しているような、そんな歌詞だなあと感じます。未知のものに対してのワクワクドキドキに溢れている歌詞はストレートだけどまっすぐなあさひにはぴったりですね。

わたしがいつの日にか 星になれたなら いいのに

(歌詞カードより引用)

サビ終わりのこの歌詞を最初に聴いたときは唸りましたね。星を「つかむ」とかじゃなくて星に「なる」ことを欲しているのが最高にあさひっぽい。あと上記のフレーズを歌った後の間奏で「いいのに」が繰り返されるんですが、これがなんか割り込んでる感があって、でもそれにもあさひっぽさを感じるんですよね~。良い! 

 

『チョコデート・サンデー』園田智代子(CV.白石晴香

い、いじらしい…!智代子ってこういう曲を歌うのか…!と衝撃を受けました。もしシャニマス世界にファンとして自分が存在していたら智代子のことを本気で好きになっていたかもしれない。

曜日のサンデー(Sunday)とデザートのサンデー(Sundae)をかけているのもお洒落だなあと思うのですが、日曜日が終わったら月曜日がやってきてしまうという気持ちと、サンデーを食べ終えたらデートの時間が終わってしまうという気持ち、2つの終わりに対するどことない寂しさがリンクしている点が素晴らしいなと思います。

明るい曲調のなかにこういうちょっとした湿っぽさを感じられる曲、好きです。

 

『ハナマルバッジ』小宮果穂(CV.河野ひより

子どものうた!歌詞のあちこちから純真無垢な子どもらしさや大人への憧れみたいなものをひしひしと感じます。傘をバリアやデッカい剣に見立てるとか、ハイヒールが猫の背伸びの形に見えるとか、もう子どもの感性丸出し。眩しすぎる。

美しい地球 こんなに きらめきワンダーランド

地上が欲しい 怪人のボスの 気持ち わかるような?

少し悩ましい気分 バッジになあれ SHA LA LA LA!

(歌詞カードより引用 )

 この歌詞すごすぎ。子どものまっすぐな部分だけじゃなくて、何かを疑問に思うような子どもなりの難しい気持ちを表現しているのがすごすぎるよ。子どもって何にも考えていないようで、彼ら彼女らなりに色々考えているんですよね…。

でもこの曲って果穂ちゃんが成長したら歌えなくなっちゃうのかな…、とかいらんことを考えちゃいました。いつまでも『ハナマルバッジ』を歌っていてくれ…、果穂…。

 

THE IDOLM@STER SHINY COLORS COLORFUL FE@THERS -Luna-』より

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『また明日』大崎甜花(CV.前川涼子

これ、聴いていてめちゃくちゃ気持ちいいんですよ。そう感じる大きな理由の1つに「韻」があります。韻の踏み方がすごくお洒落で、しかも流れるように次から次へとやってくるので曲が終わるまでずっと心地良い。「路地」「ご存知」「街」「友達」「一番星」などなど…。

個人的にはテクノっぽいサウンドも好みですね。あと前奏でチップチューン的なピコピコ音が使われてるのも甜花ちゃんらしさを表現してるのかな、と思ったり。テンポもゆったりとしているので良い意味で眠たくなってしまう一曲ですね。

 

『プラスチック・アンブレラ』三峰結華(CV.成海瑠奈)

おい!!!!!!!!!!!!

失礼、つい声が大きくなってしまいました。三峰結華のソロ曲こんな感じなの???個人的にはソロ曲の中でも一際異色であると感じます。

私は三峰結華は自身のパーソナルな部分をとても大事にしており、それを他人に察されるのも苦手である、というような印象を持っていました。その複雑かつ繊細なパーソナリティをソロ楽曲で表現しちゃうんだ…、という気持ちがすごい。これは批判とかではなく感嘆の意です。

この曲を手渡された三峰結華はどんな気持ちだったんだろう…。そしてこれを聴いたシャニマス世界のファンたちはどう受け止めたんだろう…。でも「俺は本当の三峰結華を"理解ってる"ぜ…」とか思ってるファン、いそ~~~~~。

それはさておき楽曲の完成度は素晴らしいですね。歌詞のどこを切り取っても三峰結華という(めんどくさい)人間を丁寧に表現できているなと思います。

あと曲名にもなっているプラスチック・アンブレラ、要はビニール傘ですが、このアイテムに様々な意味合いを持たせている点が印象的でした。そこまで大事にする必要がない物の象徴、心の壁、パーソナルスペースの暗喩などなど…、「ビニール傘」というアイテム1つでこんなにも豊かな表現ができることに脱帽ですね。『ハナマルバッジ』でも傘が登場しましたが、それとはまったく意味合いが異なります。言葉の力の凄さを感じました。

 

THE IDOLM@STER SHINY COLORS COLORFUL FE@THERS -Sol-』より

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Damascus Cocktail』有栖川夏葉(CV.涼本あきほ

まず曲名のことから。なんでダマスカス?地名??と思い軽く調べてみるとどうやら「ダマスカス鋼」という鋼材が由来のような気がしますね。これは古代インドで作られていたものらしく、錆びにくく強靭で表面には美しい波紋がある鋼材とのこと(超簡単に調べただけです)。なるほど、強さと美しさを兼ね備えた夏葉にぴったりですね。

曲の内容について触れると、やはり「強さ」と「美しさ」の2つがこの曲のテーマなんだと感じました。美しさの裏には強さがあるんだぞというメッセージも伝わってきますね。そして個人的にお気に入りのフレーズはこれ。

贅沢ね ペガサス

空も台地も 譲らない

そんな神話の幻想も

私に委ねていいわ

(歌詞カードより引用)

つ、強すぎる…。こんなこと言える? すべてを受け止めんとする自信…、かっこいいぜ。シャニマス世界には有栖川夏葉を精神的支柱にしているファンが一定数いるでしょうね。

 

『あおぞらサイダー』市川雛菜(CV.岡咲美保

とける。

この曲を初めて聴いたとき精神がどこかに連れ去られるような感覚に陥りました。精神をめちゃくちゃにされながら、なんとか歯を食いしばり自我を保つことに精一杯でした。

この曲は破壊力がとんでもないですね。耳に残りやすいメロディ、雛菜のささやき声、炭酸のシュワシュワとした音など、すべてが俺を破壊しようとしてくる。

これ、心が弱ってるときとかに聴いたら雛菜のこと本気で好きになってしまうかもしれない。しかし俺はプロデューサー…!アイドルに恋愛感情を抱くわけには…!この曲はあれですね、シャニマス世界のファンになったつもりで聴きましょう。

 

『SOS』黛冬優子(CV.幸村恵理)

完璧なまでに「ふゆ」を表現している曲ですね。素晴らしいの一言。

本当に歌詞のどこを見ても、プロデューサーやストレイライトのメンバーに見せているような「冬優子」は見つけられないんですよね。曲の内容もいじらしい片思いを歌っていて、めちゃくちゃ正統派なアイドルの曲になっている。普通にドキドキしちゃうでしょこんなん。

でもここまで完璧に「ふゆ」を表現している、ということそれ自体が「黛冬優子」を表現しているとも言えますね。ここまで完璧にするのはやはり冬優子のアイドルに対する並々ならぬ想いであったり、これまで築き上げてきたイメージであったり、そういったさまざまな要素が理由にあり、それがこの高い完成度の楽曲につながったように思えます。これを歌っているときの冬優子、本当に楽しいんだろうな…。

曲の中には「ふゆ」だけがいるものの、曲の外側に目を向けるとちゃんと「冬優子」もいる…。黛冬優子というアイドルをまさに表現している、珠玉の一曲です。

 

『HAREBARE!!』八宮めぐる(CV.峯田茉優)

ハチャメチャに元気が出る応援ソング。この曲を初めて聴いたときなぜかこの曲がミュージックステーションで紹介されている映像が脳内に浮かびました。

この曲からあふれ出る「めぐる感」何なんでしょうね。森羅万象を応援してくれている感じというか、すべてを肯定してくれている感じというか。パワフルすぎて頭がクラクラする。

あと2番の冒頭でイルミネメンバーの名前を意識したような歌詞が出てくるのも良いですよね。わかりやすいけど、こういうの好きなんだワ…。

 

おわりに

以上です。みんなの好きな曲はあったかな?あくまでも個人的なお気に入りってだけなので、もし無くても許してね。

もちろんここに書けなかったソロ曲たちもめちゃくちゃいい曲ばかりです。それに音楽の良いところって聞くシチュエーションやタイミングで感じ方が変わってくるところにあると思うので、もしかしたらまた違った感想が出てくるかもしれません。それでお気に入りが増えたりするかもしれないね。

ソロ曲で完全にシャニマスの楽曲を楽しむことを覚えたので、ユニット曲なんかもこれから買って揃えていきたいですね。リリース順に買うのも良いけど、ユニットごとに揃えていくのも良いかもしれない…。悩む~~~!!!まああんまり急ぎすぎるのもあれなので、自分のペースで楽しんで行けたらなあと思います。

それでは今回はこの辺で。さようなら~~~。

 

 

 

おわり