ラモ肉屋

ラモの肉の屋

内視鏡検査をした話

内視鏡検査をしてきました。この間お尻の病院に行ったという話を書きましたがそれの続きみたいな感じです。

前回同様ちょっと汚い話になるので嫌な方はそっ閉じしてくださいね。

 

 

経緯を説明すると、以前から血混じりのブツが尻から出るようになってしまいまして。そこで肛門科にかかって薬を処方してもらったのですが治らず、もしかして違うところの問題か?と思い消化器系の内科を受診しました。

これこれこういう症状が〜などと説明したら、内視鏡検査をしましょうと勧められました。内視鏡検査っつうのは端的に言えば尻に長〜〜〜いカメラを突っ込んで大腸の様子を見るって感じのやつです。

この検査はちゃんと予約が必要らしく、病院側の都合と自分の都合を合わせた結果、約1ヶ月後くらいに予約を入れました。

別室に通され詳しい検査の内容、前日にすること、下剤の飲み方などなど説明されました。このあたりで、「あっ、結構大掛かりなやつだ」と気づきました。

1ヶ月間は処方してもらったとりあえずの整腸剤を飲みつつ、普通〜に過ごしました。めちゃくちゃ辛いものとかは控えてたけどそもそも激辛系はあまり好きではないので…。

 

そして検査前日。次の日に下剤を飲まないと行けないのでお腹に優しいものを食べます。朝はパン、昼はうどん、夜もうどん…。うどんは美味しい。ありがとう丸亀製麺。でも若干飽きるぞ。

丸亀に感謝しつつ寝る前にイクラみたいな見た目の薬を飲み、床につく。

ちなみにこの日は誕生日でした。ご馳走が食べたかったよ。

 

検査当日は朝の7時から下剤を飲み始めます。前日に粉末状の薬と水を混ぜて作っておきました。この下剤2杯に対して水1杯をワンセットとし、飲んでいきます。味はなんか梅ジュースの偽物みたいな感じ。不味くはないけど特に美味くもない。それにしても下剤って本当に効果あるんですね。急にトイレに行きたくなるのでびっくりする。

4セットくらいしたところでほぼ完了。検査は午後なので昼飯も食べられない。けど水分はお腹に入れてたので空腹感はあまり感じなかったな。

 

時間になったのでついに病院へ。受付を済ませると別室へ通される。服を全部脱ぎ専用の服に着替えるよう指示されます。家以外の所で真っ裸になるのは何だか妙な気持ちですね。あとから気づいたけどこれは患者の服が汚れないようにするための配慮なのだと思う。

処置室に通されいよいよ検査が始まる。ベッドに横になり、まず点滴を打たれた。人生初点滴。点滴って打ったらめちゃくちゃ元気になるスーパーアイテムってイメージだったけど、そういうんじゃないのもあるんですね。鎮静剤とか大腸の活動を抑える薬とかそれの副作用を抑える薬とか色々打たれた。それらがどう働いていたのかは正直わからなかったけどまあ何かしらに作用していたんだろう。

横向きに寝るよう指示され、横を向くとそこにはモニターが。どうやらリアルタイムで中の様子を見られるようになってるらしい。それ俺に見せる必要あるか???なんでお医者さんってのはこう全部見せようとするんだ。そうしなきゃいけない決まりなのかもしれないけど。なんてなことを思いつついると、ついに挿入…………、

 

痛ッて!!!

 

びっくりした。入る瞬間こんなに痛いのかよ。痛みはしばらく続いたけど、ちょっと経つと気にならなくなってきた。痛みはないけど異物感がすごい。触○モノってこんな感じなのかな。ちゃんと確認できなかったけど、先生がラジコンみたいな感じで内視鏡の先っちょの方を操作してるっぽかった。大腸はまっすぐではなく所々カーブがあるため、そこでちゃんと曲がれるようになってるらしい。中でグネグネ動いてるのわかるよ〜〜〜。マジで○手モノじゃん。フィクションの中の人たちに同情の念が湧いてくる。

痛みはあまり無いと書いたけどやっぱりカーブの所とかで壁に当たると結構痛い。検査前に「痛いときは言ってくださいね〜」と言われてたので「痛いです」と言ったのだが、「あ〜痛いんだね〜^^」でそのまま続行。歯医者と同じやつじゃんかこれ。その後はもう諦めてたんだけど、1回だけマジでキツくて「ゔっ!」ってうめき声あげちゃったときは流石に一旦ストップしてくれた。人間本当にキツイときは言葉は出ないらしい。

奥に進んでるのか抜かれてるのかもう訳わからんくなってるうちに大腸の最深部に到達。内視鏡で見たところ大腸の最深部の辺りと出口に近いところに炎症ができてしまっているらしい。説明は後で良いからはよ終わってくれ〜〜〜という気持ちだった。

内視鏡っつうのはすごくて、中に挿れたまま細胞なんかも採取できるらしい。3~4箇所くらい細胞を採ってもらった。採られる瞬間はなんとなくプチッとした感覚があるので「あ、今採られたんだな」とわかる。俺はなかったけど腫瘍とかがあった場合は小さいものなら内視鏡で切除とかもできるらしい。テクノロジーすごすぎ。

細胞の採取が終わると内視鏡を全部抜かれてやっと終了。病院に着いてからここまででだいたい1時間くらいだろうか。点滴をつけたまま別室のゆったりしたソファ的なものに座らせられ、15分くらい休憩した。ビスコと温かい紅茶を貰ったけどこんな味気ないビスコは初めてだよ。

15分くらい経った後、先生からとりあえずの検査結果を聞く。やっぱり大腸の奥の方と出口のところに軽〜中程度の炎症が起きてしまっているらしい。どうやら潰瘍性大腸炎?というやつの可能性が高いらしい。安倍晋三と同じだよと言われた。知るかそんなん。

細胞を採取したのでもっと詳しい結果が2週間後くらいに出るとのこと。整腸剤と炎症を抑える薬を処方してもらって今日のところはとりあえず終了。

 

そして2週間後。また病院に行き検査の詳しい結果を聞く。やっぱり潰瘍性大腸炎というやつだったらしい。追加で薬を処方してもらい経過を見ることになりました。先生の様子を見るに、めちゃくちゃ深刻な病気とかじゃなさそう。とりあえずは良かった…かな?

 

とまあこんな感じで、内視鏡検査をした話でした。もう二度としたくないですね。大変だしほぼ1日がかりだし。あと検査代が結構する。検査だけで1万円くらいかかるし、薬代も結構するしでトータルで大体15,000円くらいかかってしまっている。まああんだけテクノロジー使ってるから当然といえば当然か。

重ね重ね、本当に疲れた。尻の穴は入口ではなく出口。それを強く感じた経験となりました。みんなも身体は大事にしようね!

 

 

 

おわり